アデノウィルスはインフルエンザよりも厄介!要注意です!

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今回も子育てのお話。冬になると働くママにとってインフルエンザはかなり恐怖ですよね。我が家は一昨年、家族中インフルエンザに感染してしまい、しかも娘たちに至ってはインフルエンザA型、B型の両方にかかってしまい、ほぼ1ヶ月保育園をお休みしました。私もまともに仕事も出来ず、仕事もたまってしまい、困り果てた事がありました。

なので今年の冬もしっかり予防接種をして、インフルエンザ予防に備えていたのですが、12月27日に事件はおこります。

1歳10ヶ月の娘が38度の熱が出して、「もしやインフルエンザ!?」と思い1日休んで様子をみて(すぐにウイルス反応が出ないので)、次の日になんとなくリンパが腫れているような気がしたので、近所での評判も良く、私も信頼している耳鼻内科に受診する事にしました。そこでインフルエンザのチェックをするも陰性。何かウイルス性の風邪だと思うけど、何のウイルスかは現時点で特定出来ないとの旨を丁寧に説明して下さいました。

帰り際に先生が「ん〜。大丈夫だと思うのだけど一応アデノウイルスもチェックしようか。今検査して陽性だったら電話しますから」っと言って下さいました。私はアデノウイルスの事を知らなかったので、アデノウィルス?と思いつつ「はい、お願いします」と返事をし、先生は喉の粘膜から採取し検査をしました。

処方箋を受けとって帰宅すると、早速お医者さんから電話が。

「お母さん、アデノウィルスでした、、、」

何!?

アデノウイルスとは

アデノウイルスとは、かぜ(上気道炎)胃腸炎、結膜炎、膀胱炎、股関節炎などの症状をおこすウイルスです。実はインフルエンザウイルスの次に人体から検出される割合が多いウイルスだそうです。しかも50種類以上もの型があり、そのため免疫がつきにくく、何度もかかってしまう事があるそうです。そしてこれまた困った事に季節に関係なく感染します。因みに夏に流行するプール熱もアデノウイルスが原因でかかるようです。

アデノウイルスの主な症状は

1、38度以上の高熱が4−7日続く →娘の場合は解熱剤を飲んでも熱も下がらず、とにかくぐったり
2、咽頭炎(のどの腫れ・痛み) →娘の場合は痛みは強くなさそうでした(その当時イタイとは言えたので)「(私が喉をおさえばがら)イタイ?」と聞いても「ううん」と首を横に振っていました
3、結膜炎(目ヤニ・目の充血) →私の娘は目ヤニはいつもより少し多いくらいで充血はありませんでした

アデノウィルスが厄介な点

アデノウィルスが特に厄介な点は、特効薬がない 点です。つまり、ウイルスに効果のある薬がないため、対症療法しかありません。
インフルエンザも高熱が出て大変ですが、薬があることと、熱のピークとそれを機に熱が下がって治っていく感じが看病をしていても感じられます。アデノウィルスは高熱が4、5日、長いと1週間続き、その間子供は元気がなくなるし、ただ、ただ心配で居ても立っても居られない気持ちになります。

私が受診したお医者さんでも「お母さん、アデノウィルスは特効薬がないから、高熱が出て心配になると思いますが、水分補給に気をつけながら熱が下がるのを待つしかありません。4、5日、長いと一週間ぐらい大変だけど、頑張って下さいね」と言われました。カロナールを処方されましたが、基本的に特効薬がないから、熱が下がるまで待つしかないんだな。。。と自分に言い聞かせつつ、

そっか、、、長いと、一週間なんだね、、、(一週間、一週間、一週間がループ)

ちょうど世の中は年末シーズンで、数日後にはお医者さんもお休みになっちゃうし、とにかく水分補給に気をつけながら子供を安静にさせ治るのを待とう。。。

 

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通常のアデノウイルスの経過

娘が寝ている間に、アデノウイルスについてネットでも色々と調べてみましたが、3日目ぐらいから熱が下がってくる方もいれば、一週間ぐらい熱が続いた方もいるようでした。一週間ぐらい熱が続いた方も、多くの方の熱は37−38度くらいの熱のようでした。娘の場合は39度以上熱があったので、ちょっと熱が高すぎる点が気になりました。けれど、先生も高熱が出るって言ってたしな、、、なんて思いながら不安な気持ちと葛藤しつつ看病を続けました。ここでこれから起きる事の私の反省点として先に書きます。いくら先生が「アデノウイルスは高熱が4−6日、長いと一週間続く」と言っても、心配であったら2日目、3日目4日目であろうと必ず再診してください!
その再診の時に、先生から「まだ続くって言ったでしょ?」な対応をされたとしても、不安や心配を感じたならば、絶対に再診するべきだと思います。これはどんな病気にでも言えることです。

また、ネットでいくら情報を調べても、その知識が専門的とは限りませんし、個々に症状は違うと思うので、あくまで参考にする事しか出来ません。(私が今こちらに書いている事も、私の経験談(備忘録)ですので、記事を参考に病状を判断をするのはお辞めください)

日に日にぐったりする娘

娘の話に戻ります。受診後、1日、2日、3日と経過しましたが、全く良くなる気配がなく、いつもは食いしん坊な娘なのに食欲もなく、ぐったり。なんだか痩せてしまったのがわかります。この間も39度の熱が出ていて、心配でたまらない気持ちになりました。夫も「大丈夫なの?」と聞いてくるのですが、私ももちろんとっても不安で心配なのですが「でもお医者さんが熱は4日〜6日間、長いと1週間続くって言ってたから。。。」との返答しか出来ず。

そしてあっという間に大晦日。6日目が経過したのに娘の高熱は一向におさまりません。明日が一つの目安の一週間だけど、やはり心配でたまらなくなり、しかも唇が荒れて、赤くなってきていました。その夜ついに夫と緊急で病院にかかることにし、とある大学病院へ。

そしてその結果に衝撃を受けます。原因は不明ですが、アデノウィルスから今度は「川崎病(カワサキビョウ)」に感染してしまっていて、即入院→治療することになりました。

私は、先生から聞いた言葉、「熱が下がるのは長いと1週間かかる」を強くインプットしすぎていました。どうしてもっと早く再診しなかったのだろうと後悔と同時に娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。本当に自分のダメさ加減に胸が苦しかったです。

その日に入院→川崎病の治療が始まりました。
次回につづく。

 

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